質の良い汗は無臭です

汗腺トレーニングは、サラサラとした質の良い汗をかくことが対策になります。
汗腺トレーニングは、まず手足温熱療法で、肘から膝、膝下までお湯に浸かります。
お湯に浸かった部分は汗腺機能が低下しやすいのですが、トレーニングによってその機能を高めることが期待できます。
その後、低温のマイクロバスに入り、高温の手浴・足浴で優位になった交感神経を鎮めます。
高齢者や高血圧の人は、手・足温浴ではなく、低温浴から始めるとよいでしょう。
トレーニング後は、タオルで水分を拭き取り、汗を徐々に蒸発させ、徐々に体温を下げます。
また、適度な水分補給は汗腺の働きを良くし、より高い効果をもたらします。
個人差はありますが、トレーニングを3週間ほど続けると、汗の質が良くなると言われています。
また、質の良い汗は無臭ですが、汗をかいたまま放置しておくと臭いが発生することがあります。
これは、皮膚表面の皮脂や汚れ、ほこり、フケなどが汗と混ざり合い、細菌が繁殖して臭いの元となる物質が発生するためと考えられています。
ニオイに悩まされたくない人は、外出前に制汗剤を使用するのが良い対策になります。
制汗剤にはさまざまな種類がありますが、どれを使っても、服を着る前に薬剤を乾燥させることで、臭いを抑制することができます。
また、汗をかいたらすぐに拭き取ることもニオイ対策になります。
この時、乾いたタオルよりも濡れたタオルの方が臭いを抑制できると言われています。
汗をかいてから1時間以内に拭き取るのが目安です。
質の良い汗をかいているかどうかを知るには、リトマス試験紙で調べるのが手っ取り早い。
酸性であれば良質、アルカリ性であれば悪質です。
リトマス試験紙によるチェックの結果、汗腺の質が悪いと判断された場合は、汗腺を活性化させるための対策を講じることができます。
有効な対策のひとつは、生活習慣を見直すことです。
ウォーキングやジョギング、水泳など、手軽に始められる有酸素運動は、徐々に体温を上げ、発汗を促すのに有効な方法です。
特に、運動不足の人の汗はアンモニア臭がするので、早めの対策が大切です。
運動は必ずしも毎日行う必要はありませんが、習慣化することで汗腺が刺激されます。
また、入浴中や入浴後の時間を長くとって発汗を促すことも効果的です。
浴槽のお湯を43℃に保ち、手足を10~15分ほど浸けます。
その後、36℃のお湯に浸かり、優位になっている交感神経を落ち着かせます。
入浴後はタオルで水分を拭き取り、汗を少しずつ蒸発させて体温を下げてから服を着ます。
食事については、肉類や乳製品などの動物性たんぱく質の摂取量を減らすとよいでしょう。
その代わり、豆腐や納豆などの大豆製品、生姜、ミネラル炭酸水などを摂取しましょう。
これらの製品に含まれる成分が、汗の質を高め、不快な臭いを抑えてくれるのです。